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作品詳細

この声なき叫び
コノコエナキサケビ

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カテゴリー
劇映画 
公開年月日
1965年01月30日 
製作会社
松竹大船 
配給会社
松竹 
レイティング
一般映画  
英語名
The Soundless Cry  
上映時間
100分  

西村京太郎原作“四つの終止符”を「女嫌い」でコンビの柳井隆雄、石田守良、今井金次郎が共同で脚色「孤独」の市村泰一が監督したシリアスドラマ。撮影は「落第生とお嬢さん」の小原治夫。

スタッフ

製作
脇田茂
原作
西村京太郎
脚色
柳井隆雄石田守良今井金次郎
監督
市村泰一
撮影
小原治夫
音楽
小川寛興
美術
熊谷正雄
照明
佐久間丈彦
録音
熊谷宏
編集
杉原よ志
スチル
篠崎友克

ストーリー

佐々木晋一は、生れながらにして耳が聞こえないという不幸を背負い、病弱な母との生活を支える工員であった。不幸に閉された晋一の心は、工員相手のバーに勤める石母田幸子に出会って、わずかに明るさを加わえた。そんな晋一を誰よりも喜んだのは母の辰子であった。晋一が幸子から母の好物を買うようにともらった金で、ワカサギを買ったその日、辰子は白い汚物を吐いて死んだ。原因は晋一の与えた栄養剤の中に砒素が入っていたのだ。晋一は母親殺しで逮捕された。たどたどしい言葉で、耳の聞えない晋一に、訴えるすべはなく、同情を寄せる者もなかった。だが幸子と聾学校長館野、教師だけは晋一の無実を信じていた。幸子は貯金を使って、宝井弁護士を雇った。刑事の執拗な追求にも幸子は晋一をかばい続けた。幸子には晋一と同様不幸な弟がいた。そして弟は交通事故で即死していたのだ。宝井弁護士は被告人を救う道は「母を安楽死させたと言わせることだ」と言った。無罪を信じながらも、晋一を救うために、幸子は晋一に自白をすすめた。信頼する幸子にも自分の心は解ってもらえない……そんな自分に孤独を感じた絶望感で晋一は独房で自殺をはかった。自責の念にかられた幸子はこの事件に真剣にたちむかった。一方、新聞記者古賀は、薬剤師樫村富子の夫雄介に目をつけていた。学歴もなく出世の望みのない夫が、妻の財産に目をつけて妻の栄養剤に砒素を混入した。その犠牲が思いがけなく辰子となったのだ。幸子の執念はこの事実をつきとめた。無罪が確定した晋一の耳に「君を心から信じている人々が多くいる」と読みあげる裁判長の言葉が虚しく響いた。だが幸子の真心に触れた時、晋一の心は初めてやわらいでいった。

仕様

  • カラー/モノクロ:
  • 映写フォーマット: フィルム /35mm
  • サウンド: モノラル

その他

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